TVアニメ『天幕のジャードゥーガル』と『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』のコラボレーションイラストが、2026年8月10日に公開された。
ともにサイエンスSARUがアニメーション制作を手がける2026年夏アニメ。今回のビジュアルは『天幕のジャードゥーガル』で監督を務めるAbel Gongoraが描き下ろしており、シタラとフチコマという意外な組み合わせが実現している。
まずは要点
- コラボ作品: 『天幕のジャードゥーガル』×『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』
- 公開日: 2026年8月10日
- 企画内容: 描き下ろしコラボレーションイラスト
- イラスト: Abel Gongora
- Abel Gongoraの担当: 『天幕のジャードゥーガル』監督
- 描かれたキャラクター: シタラ、フチコマ
- 共通する制作会社: サイエンスSARU
- クロスオーバーエピソード: 発表なし
- コラボグッズ: 現時点で発表なし
- 『天幕のジャードゥーガル』放送開始: 2026年7月4日
- 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』放送開始: 2026年7月7日
- 『天幕のジャードゥーガル』原作: トマトスープ
- 『攻殻機動隊』原作: 士郎正宗
コラボイラスト&両作品のビジュアル



シタラへ花を差し出すフチコマ
公開されたイラストで向き合うのは、『天幕のジャードゥーガル』の主人公・シタラと、『攻殻機動隊』に登場する思考戦車フチコマ。
地面に腰を下ろしたシタラに、フチコマが小さな花を差し出す――という、どこかほっとする一場面が描かれている。両作とも物語では決して穏やかな状況ばかりではないだけに、この取り合わせがなんとも微笑ましい。
画面は赤や生成りを基調に、淡いグリーンと黒を差したレトロな色使い。上部には両作品の英字ロゴが並び、中央や縁には『攻殻機動隊』を思わせる電子回路風のモチーフも盛り込まれた。
左下にはAbel Gongoraのサインも確認できる。
なお、今回発表されたのはあくまで特別なコラボイラスト。両作品の世界がつながるエピソードや、本編でのクロスオーバーが告知されたわけではない。
共通点はサイエンスSARU
一見すると接点のなさそうな2作品を結んでいるのが、アニメーション制作を担うサイエンスSARUだ。
『天幕のジャードゥーガル』は山田尚子が総監督、Abel Gongoraが監督を担当。キャラクターデザイン・作画チーフを吉田健一、シリーズ構成を加藤還一が務めている。
一方、『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』ではモコちゃんが監督、円城塔がシリーズ構成・脚本、半田修平がキャラクターデザイン・総作画監督を担当する。
同じスタジオが同じクールに送り出している作品ではあるものの、スタッフも画づくりも作品の方向性も大きく異なる。
だからこそ、両作を一本のイラストでつなぐ今回の企画は、2026年夏のサイエンスSARU作品を象徴する一枚とも言えそうだ。
『天幕のジャードゥーガル』――“知”を武器に帝国へ挑む少女
トマトスープの同名漫画を原作とする『天幕のジャードゥーガル』は、13世紀のモンゴル帝国を舞台にした歴史後宮譚。
主人公シタラは、モンゴル帝国の侵攻によって大切な人も暮らしも奪われ、捕虜となる。
彼女に残された武器は、それまで学んできた“知”。亡き奥方から受け継いだ「ファーティマ」の名を使い、帝国の王族へ取り入り、内側から崩していくことを決意する。
やがてシタラは、オゴタイの第六妃ドレゲネと出会う。帝国への複雑な思いを抱える2人が手を組んだことで、物語は大きく動き始める。
TVアニメは7月4日よりテレビ朝日系全国24局ネット“IMAnimation”枠ほかで放送中。
『攻殻機動隊』――2029年の電脳社会を描く新TVシリーズ
士郎正宗の漫画を新たにTVアニメ化した『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、西暦2029年の近未来日本が舞台。
全身義体のサイボーグ草薙素子は、バトーら精鋭とともに、荒巻大輔の構想する特殊部隊へ参加する。彼らはやがて公安9課――“攻殻機動隊”として活動を始めることになる。
電脳犯罪や国家間の謀略を追うなか、捜査線上に浮かび上がってくるのが正体不明のハッカー「人形使い」だ。
今回のコラボイラストに登場したフチコマは、公安9課が運用する思考戦車。士郎正宗の原作漫画でもおなじみの存在で、新TVシリーズでも印象的な活躍を見せている。
本作は7月7日よりカンテレ・フジテレビ系全国ネット“火アニバル!!”枠で毎週火曜23時から放送されている。
過去と未来、真逆の世界を一枚に
『天幕のジャードゥーガル』が描くのは13世紀。『攻殻機動隊』が描くのは2029年。
時代もジャンルもまるで違うが、巨大な社会や権力の構造の中で、自分自身の知恵と意思を頼りに進んでいく人物たちを描くという点では、不思議と響き合う部分もある。
今回のイラストでAbel Gongoraが選んだのは、派手な戦闘でも、作品同士を強引に混ぜ合わせる演出でもない。
少女と機械が向き合い、一本の花を介して交流するだけの静かな瞬間。そのシンプルさが、かえって2作品の距離を楽しく感じさせる一枚になっている。
ここがポイント
サイエンスSARUの2026年夏作品が共演
同じスタジオが同時期に手がける2本のTVシリーズが、正式なコラボビジュアルで並んだ。
Abel Gongora監督自ら描き下ろし
宣伝用の汎用イラストではなく、『天幕のジャードゥーガル』監督本人による描き下ろしなのも今回の特徴。
シタラ×フチコマという絶妙な人選
歴史の渦中を生きる少女と、2029年の電脳社会を走る思考戦車。まず本編では出会えない2人だからこその面白さがある。
本編とは切り離して楽しめる
クロスオーバー回などは発表されておらず、あくまで両作品の放送を記念した特別企画となっている。
作品・コラボ情報
現時点で発表されている主な内容は以下の通り。
- コラボイラストは2026年8月10日に公開
- 『天幕のジャードゥーガル』と『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』による企画
- イラストはAbel Gongoraが担当
- シタラとフチコマが描かれている
- 両作品ともアニメーション制作はサイエンスSARU
- クロスオーバーエピソードの予定は発表されていない
- コラボグッズについても現時点では告知なし
- 『天幕のジャードゥーガル』の原作はトマトスープ
- 総監督は山田尚子、監督はAbel Gongora
- キャラクターデザイン・作画チーフは吉田健一
- 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』の原作は士郎正宗
- 監督はモコちゃん
- シリーズ構成・脚本は円城塔
- キャラクターデザイン・総作画監督は半田修平
- コラボの詳細は『天幕のジャードゥーガル』公式サイトで公開中
- 『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』公式サイトでも同企画が案内されている
- 『天幕のジャードゥーガル』の最新情報は公式Xで発信中
- 『攻殻機動隊』の最新情報はアニメ公式Xで確認できる
まとめ
サイエンスSARUが2026年夏に送り出している『天幕のジャードゥーガル』と『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』。その2作品が、Abel Gongora描き下ろしの一枚で思いがけない共演を果たした。
13世紀を生きるシタラと、2029年を駆けるフチコマ。時代も世界も越えた2人の静かな出会いは、両作品を追っている視聴者にはちょっと嬉しい夏のサプライズとなった。
- Jaadugar Official Website — Collaboration Illustration, Science SARU Connection, and Abel Gongora Credit
- Ghost in the Shell Official Website — Special Collaboration Illustration and Production Information
- Jaadugar Official Website — Story, Broadcast Schedule, and Series Information
- Jaadugar Staff & Cast — Tomato Soup, Naoko Yamada, Abel Gongora, Kenichi Yoshida, and Science SARU
- Ghost in the Shell Official Website — Story, Broadcast Information, and Current Anime Details
- Ghost in the Shell Staff & Cast — Masamune Shirow, Mokochan, Toh EnJoe, Shuhei Handa, and Science SARU
- Official Jaadugar X — Collaboration and Broadcast Updates
- Official Ghost in the Shell X — Collaboration and Episode Updates