とよ田みのるによる漫画『これ描いて死ね』が、コミックス1~10巻で累計65万部に到達したとMangaReporterが伝えている。
小学館からは現在10巻まで刊行されており、7月からはシンエイ動画制作のTVアニメも放送中。さらに8月11日にはSeven Seas Entertainmentから英語版第1巻が発売され、海外での展開も新たな段階に入った。
クイックサマリー
- 作品名: これ描いて死ね
- ローマ字表記: Kore Kaite Shine
- 英語版正式タイトル: Draw This, Then Die!
- 作者: とよ田みのる
- 出版社: 小学館
- 掲載誌: ゲッサン
- 連載状況: 連載中
- 連載開始: 2021年11月12日
- 既刊: 10巻
- 最新刊: 第10巻
- 第10巻発売日: 2026年7月10日
- 価格: 880円
- ISBN: 978-4-09-854701-2
- 累計発行部数: 1~10巻で65万部と報告
- 注意: 発行部数は実売部数とは異なる
- 受賞歴: マンガ大賞2023 大賞
- 受賞歴: 第70回小学館漫画賞
- TVアニメ: 放送中
- 放送開始: 2026年7月3日
- 全話数: 全12話
- アニメーション制作: シンエイ動画
- 監督: 赤城博昭
- シリーズ構成: 福田裕子
- キャラクターデザイン: 瀬川健寿
- 音楽: 堤博明
- 主人公: 安海相
- 安海相役: 関根明良
- 手島零役: 早見沙織
- 藤森心役: 仁見紗綾
- 赤福幸役: 藤村花音
- 石龍光役: 水瀬いのり
- OP: キタニタツヤ「遺書」
- ED: リーガルリリー「コニファー」
- 8月12日時点: 第6話まで放送済み
- 8月14日: 放送休止
- 第7話: 8月21日放送予定
- 英語版: Seven Seas Entertainment
- 英語版第1巻: 2026年8月11日発売
- 米国価格: 13.99ドル
- フランス語版: Panini Manga
- フランス語版最新刊: 第8巻、8月4日発売
- インドネシア語版: 未発表
発行部数の報告、アニメPV、書影


10巻で65万部、アニメ放送と重なるタイミングで伸長
MangaReporterによると、『これ描いて死ね』は既刊1~10巻で累計65万部に到達したという。
ここでいう数字はあくまで発行・流通規模を示すもので、65万部すべてが読者に販売されたことを意味する実売数ではない。また、紙版と電子版の内訳についても今回の報告では明らかにされていない。
小学館からは7月10日に最新10巻が発売。定価は880円で、TVアニメのスタートからちょうど1週間後の刊行となった。
アニメ化発表当時には累計43万部と報じられており、巻数の増加に加えて、映像化による新規読者への広がりも見える時期に入っている。
「漫画が好き」から「漫画を描く」側へ
主人公は、東京の離島・伊豆王島で暮らす高校1年生の安海相。
漫画を読むことが何より好きだった相は、憧れの漫画家・☆野0先生が同人誌即売会「コミティア」に参加すると知り、島を飛び出す。
そこでの出会いをきっかけに、相の関心は「読む」だけだった漫画から、「自分で描く」漫画へと変わっていく。
ネームがまとまらない。思ったように絵が描けない。人に見せるのが怖い。それでも完成した作品を誰かが読んでくれるとうれしい――。
『これ描いて死ね』が描いているのは、才能だけでは片付かない創作の面倒くささと、それでも手を動かしたくなる衝動だ。
強烈なタイトルとは裏腹に、物語そのものは漫画を作る喜びと苦しさを真正面から描いた青春群像劇になっている。
最新10巻では手島先生が大きな決断
> 軽いネタバレを含みます: 以下は第10巻の公式あらすじに触れています。
第10巻では、王島南高校漫研を見守ってきた手島零が大きな決断を下す。
教え子たちには告げないまま、年度末で教職を辞し、島を離れることを決めているのだ。
かつて漫画家として活動しながら筆を置いた手島と、これから漫画を描き続ける理由を見つけようとしている相たち。その距離がどう変わっていくのかが、現在の原作における重要な焦点のひとつとなっている。
アニメが物語の序盤を追う一方、原作ではすでに登場人物たちの進路や別れまで視野に入る段階へ進んでいる。
TVアニメは全12話、第7話は8月21日
TVアニメは7月3日から、日本テレビ系「フラアニ」枠で毎週金曜23時30分より放送されている。
監督は赤城博昭、シリーズ構成は福田裕子、キャラクターデザインは瀬川健寿。アニメーション制作をシンエイ動画が担当する。
主なキャストは以下の通り。
- 安海相: 関根明良
- 手島零: 早見沙織
- 藤森心: 仁見紗綾
- 赤福幸: 藤村花音
- 石龍光: 水瀬いのり
Blu-rayの商品情報から、本作が全12話で構成されることも判明している。
8月12日時点では第6話まで放送済み。8月14日は放送休止となり、第7話は8月21日23時30分から放送される予定だ。
主題歌は、オープニングがキタニタツヤの「遺書」、エンディングがリーガルリリーの「コニファー」。
英語版は8月11日に第1巻発売
海外出版も着実に広がっている。
北米ではSeven Seas EntertainmentがDraw This, Then Die!のタイトルで英語版を刊行。第1巻は8月11日に発売されたばかりで、価格は13.99ドル。
第2巻は11月3日、第3巻は2027年2月2日の発売を予定している。
フランスではPanini Mangaが『Kore Kaite Shine』として刊行を続けており、8月4日に第8巻が発売された。
日本でアニメが放送されるのとほぼ同時期に英語圏で単行本の展開が始まったことで、作品に触れる入口は以前より大きく広がっている。
注目ポイント
アニメ放送中に原作も数字を伸ばす
すでにマンガ大賞や小学館漫画賞を受賞していた作品だが、TVアニメによって改めて新しい読者に届くタイミングを迎えている。
創作の「楽しい」だけでは終わらない
アイデアが出ない苦しさや、人に作品を見せる怖さまで描くからこそ、完成した瞬間の喜びにも説得力がある。
とよ田みのる自身も伊豆大島出身
作者は伊豆大島生まれ。物語の舞台となる離島の空気感は、作者自身とも縁の深いものになっている。
原作とアニメで違う地点を楽しめる
アニメでは相が漫画作りへ踏み出す原点を、原作最新巻では成長した漫研と手島のこれからを追うことができる。
作品情報
現時点で確認できる主な情報は以下の通り。
- 『これ描いて死ね』はとよ田みのるによる漫画
- 2021年11月から「ゲッサン」で連載中
- コミックスは第10巻まで発売
- 最新10巻は2026年7月10日発売
- 1~10巻で累計65万部と報告されている
- 発行部数と実売部数は同じ数字ではない
- マンガ大賞2023で大賞を受賞
- 第70回小学館漫画賞を受賞
- TVアニメは2026年7月3日から放送中
- アニメーション制作はシンエイ動画
- 全12話構成
- 8月14日は放送休止
- 第7話は8月21日放送予定
- 英語版タイトルはDraw This, Then Die!
- Seven Seas版第1巻は8月11日発売
- フランスではPanini Mangaから第8巻まで刊行
- インドネシア語版は未発表
- 原作はゲッサン公式サイトで作品情報を確認できる
- アニメの放送・配信情報はTVアニメ公式サイトに掲載
- 第10巻の詳細は小学館公式ページで確認できる
- 英語版はSeven Seas Entertainmentから刊行されている
まとめ
『これ描いて死ね』は、原作10巻の刊行、TVアニメの放送、そして英語版のスタートが重なる中で、累計65万部に到達したと報じられた。
アニメは折り返し地点を迎えたところで、原作は相たちの成長をさらに先まで描いている。漫画を読む楽しさだけでなく、描く側の苦しさまで物語にした本作が、アニメと海外出版を通してどこまで読者を広げていくのかにも注目したい。
- MangaReporter — Latest Report of 650,000 Copies in Circulation for Volumes 1–10
- Gessan — Official Manga Page, Story Premise, Creator, and Serialization
- Shogakukan — Volume 10 Release Date, Price, ISBN, and Official Synopsis
- TV Anime Official Website — Broadcast, Staff, Cast, Music, and Current Manga Volumes
- TV Anime Official X — August 14 Broadcast Break and Episode 7 Schedule
- TV Anime Official Website — Blu-ray Confirmation of All 12 Episodes
- Seven Seas Entertainment — Official English Title, Volume 1 Release, Price, and Publication Schedule
- Panini Manga — Official French Volume 8 Release Information