ふに・無9による漫画『怪異さんと俺《参》』が、KADOKAWAから2026年10月20日に発売される。
第3巻で軸となるのは、雪山を飛び出して人里へやって来た未熟な雪女。彼女と心優しい少年が過ごす四季の物語が、多数の描き下ろしを交えて収録される。
クイックサマリー
- 書名: 怪異さんと俺 《参》
- ローマ字表記: Kaii-san to Ore San
- 巻数: 第3巻
- 形式: 漫画、コミックエッセイ
- 著者: ふに・無9
- 読み: ふに・むく
- 出版社: KADOKAWA
- 発売日: 2026年10月20日
- 定価: 1430円
- 本体価格: 1300円
- 判型: A5判
- ページ数: 160ページ
- ISBN: 978-4-04-660617-4
- 中心人物: 怪異が見える少年、雪女
- 第3巻の題材: 雪女と少年の関係
- 描き下ろし: 多数収録予定
- 物語の始まり: 人里に憧れた雪女が雪山から家出する
- 危機: 春の訪れとともに身体が消えかける
- 出会い: 心優しい少年に救われる
- 雪女の感情: 少年に一目惚れする
- 物語の構成: 春夏秋冬をめぐるエピソード
- 紙書籍予約: 受付中
- 電子版: 現時点の商品ページには記載なし
- シリーズ: 継続中
- アニメ化: 未発表
- 海外版: 未発表
公式告知と第3巻カバー

人里に憧れた雪女が少年と出会う
第3巻の物語を担うのは、雪山で暮らしていた若い雪女だ。
山の外には何があるのか。人間の暮らしとはどのようなものなのか。そして自分も誰かに恋をする日が来るのか。
そんな好奇心を抑えきれず、彼女は故郷を離れて人里へ向かう。
ところが、雪女にとって季節の変化は命に関わる。冬が終わり、春の気配が近づくにつれて、その身体は次第に消え始めてしまう。
窮地に陥った彼女を救ったのが、怪異の姿と声を認識できる心優しい少年だった。
自分を恐れず手を差し伸べてくれた少年に、雪女は一目で心を奪われる。
恋を知らない雪女が知る「熱」
雪女は恋愛に憧れてはいるものの、人間同士の距離感や、誰かを好きになる気持ちをまだ知らない。
いわば「恋に恋する」状態で人里へ下り、そこで初めて自分自身の感情と向き合うことになる。
そんな彼女にとって、少年から受け取った優しさは未知のぬくもりだ。
雪や冷気とともに生きる存在が、消滅を招きかねない春の暖かさの中で、さらに別の「熱」を知ってしまう。
第3巻では、二人の出会いだけでなく、春から夏、秋、そして再び冬へと向かう時間が描かれる。
季節が巡るたび、雪女の身体と心、少年との距離も少しずつ変化していくことになりそうだ。
静かな親密さを映したカバー
カバーは青と白を基調とし、雪女と少年が雪の中で身を寄せる姿を描いている。
淡い髪を結い上げた雪女は、少年のそばで穏やかな表情を見せる。周囲には雪や氷を思わせる光が浮かび、冷たい空気の中にも静かなぬくもりが感じられる一枚だ。
公式あらすじでは、彼女が消えかける危機から物語が始まる。一方、カバーはその先に二人が築く居場所を想像させる構図となっている。
この場面が本編の特定のシーンを描いたものか、二人の関係を象徴するイメージなのかは明かされていない。
雪女の固有名や、描き下ろしエピソードの詳しい内容についても今後の案内を待つ形となる。
怪異の声を聞ける少年
『怪異さんと俺』の主人公は、普通の人間には見えない怪異の姿を捉え、その声まで聞くことができる少年。
怪異からは人間が見えていても、怪異の言葉が届く人間はごくわずか。少年はその隔たりを寂しいと感じ、彼女たちを知ろうとする。
しかし、その能力は人間社会での孤立にもつながっていた。周囲には自分が見ているものを共有できる相手がおらず、友達を作ることも簡単ではない。
旧校舎に置き去りにされた市松人形との出会いをきっかけに、少年はさまざまな怪異と関わるようになる。
恐ろしい存在として遠ざけるのではなく、それぞれが抱える孤独や願いに耳を傾ける。
そのまっすぐさに絆され、怪異たちのほうも次第に少年へ心を許していく――というのがシリーズの基本的な構図だ。
友情、家族、そして恋へ
第1巻は2024年12月20日に発売され、市松人形との出会いをはじめ、少年と怪異たちが友達になっていく過程を描いた。
SNSで発表されたエピソードに加え、書籍版には50ページを超える描き下ろしも収録されている。
2025年10月14日発売の《弐》では、化け猫のミコが物語の中心となった。
両親を亡くした少年の孤独を埋めようとするミコ。しかし、人ならざる自分は本当の家族にはなれない――。そんな葛藤と、年月を経た再会を通して、血縁とは異なる家族の絆が描かれた。
そして《参》が扱うのは、雪女と少年の恋。
友情から家族、さらに恋愛へと、巻ごとに異なる形のつながりを描きながら、シリーズの人間関係は少しずつ広がっている。
書籍版ならではの新規エピソード
ふに・無9は、Xを中心に「怪異の女の子×少年」を題材とした漫画やイラストを発表してきた。
単行本は投稿作品をまとめるだけではなく、各巻の題材をより深く掘り下げる新規エピソードを加えて構成されている。
《参》についても、作者は雪女との物語を「描き下ろし満載」で届けると告知している。
160ページのうち、具体的に何ページが新規部分となるかは未発表だ。
また、店舗別購入特典、カラー収録、電子版限定イラストなどの有無も現時点では案内されていない。
発売が近づくにつれ、書店特典や電子版の情報が追加される可能性がある。
注目ポイント
1)雪女を「恐ろしい怪異」だけで終わらせない
人間の世界に憧れ、恋を夢見る未熟な存在として描くことで、伝承上のイメージとは異なる魅力を引き出している。
2)四季の移ろいが物語そのものになる
春の暖かさは雪女の身体を脅かす。季節が変わることが、二人の関係と彼女の生存に直接関わってくる。
3)巻ごとに異なる絆を描く
第1巻は友情、第2巻は家族、第3巻は恋。怪異と人間の間に生まれるつながりを、違う角度から描いている。
4)SNS既読の読者にも新しい物語がある
描き下ろしを多数収録するため、投稿時から作品を追っている読者も新鮮な気持ちで楽しめる。
書籍情報
現時点で明らかになっている情報は以下の通り。
- 『怪異さんと俺』は、ふに・無9による漫画作品
- 怪異が見え、その声を聞ける少年が主人公
- 少年は孤独を抱えた怪異たちと友達になろうとする
- 第3巻の正式な書名は『怪異さんと俺《参》』
- 発売日は2026年10月20日
- KADOKAWAからコミックエッセイとして刊行
- 定価は1430円
- 判型はA5判
- 全160ページ
- ISBNは978-4-04-660617-4
- カバーには雪女と少年が描かれている
- 雪女は人里に憧れ、雪山を飛び出す
- 春の訪れによって消えかけたところを少年に救われる
- その出来事をきっかけに少年へ一目惚れする
- 春夏秋冬を通して二人の関係を描く
- 作者による描き下ろしを多数収録
- 紙書籍の予約受付は開始済み
- 電子版の発売情報は未掲載
- アニメ化、英語版、インドネシア語版は未発表
- 詳細はKADOKAWA公式商品ページで確認できる
- 既刊一覧は『怪異さんと俺』シリーズページに掲載
- 最新情報はふに・無9公式Xで発信されている
まとめ
『怪異さんと俺《参》』では、人里に憧れて雪山を離れた雪女と、怪異の声を聞ける少年の四季が描かれる。
発売日は2026年10月20日。描き下ろしの詳細や店舗特典、電子版については、KADOKAWAと作者からの続報を待ちたい。
- Funi Muku Official X — Volume 3 Announcement, Cover, Release Date, and Newly Drawn Yukionna Story
- KADOKAWA — Official Volume 3 Synopsis, Price, Format, Page Count, ISBN, and Pre-orders
- KADOKAWA — Official Kaii-san to Ore Series List
- KADOKAWA — Official Volume 1 Premise and Publication Information
- KADOKAWA — Official Volume 2 Synopsis and Publication Information
- KADOKAWA via PR TIMES — Series Background, Creator Profile, and Newly Drawn Material in Volume 1