個人ゲーム開発者Shoei Sio氏による『Cyan Heart』がSteamで配信中だ。本作最大の特徴は、主人公サラ自身を映し続ける“自撮り視点”を軸に探索が進むことにある。
一般的な一人称・三人称ゲームのように進行方向を直接見ることはできない。サラの背後に映る景色や足元、記録デバイス「CSZ8x2」を頼りにしながら、放棄された施設の奥へ進んでいくことになる。
クイックサマリー
- タイトル: Cyan Heart
- 日本語表記: Cyan Heart / シアンハート
- 開発: Shoei Sio
- PC版パブリッシャー: Shoei Sio
- 開発形態: 個人開発
- 現在の対応機種: PC
- ストア: Steam
- Steam App ID: 3744190
- Steamグローバル表記の発売日: 2026年10月8日
- 日本での配信開始: 2026年10月9日
- 日付差: Steamのタイムゾーンによるもの
- Nintendo Switch版: 発売予定
- Switch版パブリッシャー: WakuWaku Games
- Switch版価格: 未発表
- Switch版レーティング: 未発表
- 公式ジャンル: 自撮り視点ホラー探索パズルアドベンチャー
- Steamジャンル: Adventure / Indie
- プレイ形式: 1人用
- 主人公: サラ
- 基本視点: 自撮り視点 / selfie-cam
- 最大の制約: 進行方向を直接確認できない
- 画面上の情報: サラ本人とその背後
- 移動: カメラに映る周囲から位置関係を判断
- ゲームプレイ: 探索
- ゲームプレイ: 謎解き
- ゲームプレイ: 危険の回避
- ゲームプレイ: シアン現象の利用
- サラの装置: CSZ8x2
- CSZ8x2: 撮影
- CSZ8x2: 音声通信
- CSZ8x2: ログ記録
- CSZ8x2: 調査時に正面へ向けられる
- CSZ8x2: 上下にも向けられる
- サラの支援: 仲間からの音声通信
- 主な舞台: 放棄された施設
- 目的: 施設最奥を目指す
- 噂: シアンの侵食を止める“何か”が存在する
- 元のエネルギー: マゼンタハート
- マゼンタハート: 物理現象を永続的に模倣できる
- 変化: マゼンタハートがシアンへ変質
- シアン: 元の機能を維持
- シアン: 不安定
- シアン: 形あるものを変質させる
- 影響: 機械
- 影響: 生物
- 物語のテーマ: サラが残したかった記録
- 中心的な謎: なぜサラは自分を撮影し続けるのか
- 開発者の意図: 自撮り視点には物語上の意味がある
- 開発者の意図: 視界の不自由さがサラとプレイヤーをつなぐ
- 企画の原点: 旧企画「Magenta Heart」
- 開発振り返りで語られた期間: 約1年半
- 体験版: Steamで配信
- Steam実績: 対応
- Steam Cloud: 対応
- Family Sharing: 対応
- コントローラー: フルコントローラーサポート
- 対応テキスト: 日本語
- 対応テキスト: 英語
- 対応テキスト: 簡体字中国語
- 対応テキスト: 繁体字中国語
- 対応テキスト: ロシア語
- 対応テキスト: スペイン語
- 対応テキスト: ポルトガル語(ブラジル)
- 対応言語数: 7
- インドネシア語: 非対応
- Steam Deck: 対応状況不明
- 最低RAM: 8 GB
- 最低GPU: GTX 750 Ti / Intel UHD 630
- 必要ストレージ: 2 GB
- 推奨RAM: 16 GB
- 推奨GPU: GTX 1650 / AMD RX 570
- AI利用表記: 日本語以外の現行翻訳にAIを使用
- ローカライズ方針: 将来的にプロ翻訳へ置き換え予定
- AI利用: テクスチャ1点の修正に使用
- 10月18日時点のSteam評価: 非常に好評
- 好評率: 96%
- レビュー数: 75
リリーストレーラー、Steam、ゲーム画面

“前が見えない”こと自体が恐怖になる
『Cyan Heart』でプレイヤーから意図的に奪われているのは、進行方向の情報だ。サラが前へ歩いても、カメラは基本的に彼女自身を映し続ける。
背景、足元、画角の変化、調査時に使えるカメラ操作を手がかりに移動するため、部屋へ入る、角を曲がるといった行為そのものが緊張感につながっている。
“シアン”に侵食された世界
本作の世界では、かつてマゼンタハートと呼ばれる特殊なエネルギーが生活を支えていた。物理現象を永続的に模倣できる力だ。
しかし、そのエネルギーは突如シアンへと変質。不安定になり、物体や機械、生物にまで影響を与えるようになった。サラはその侵食を止められる“何か”が存在すると噂される施設へ向かう。
サラのカメラは物語そのもの
サラが使うCSZ8x2は、撮影、通信、ログ保存などを備えた多機能デバイスだ。
Shoei Sio氏は、自撮り視点には最初から物語上の必然性を持たせたかったと説明している。なぜサラがこの状況で自分を撮り続けるのか。その理由自体が、本作の謎の一部となっている。
“不便さ”を意図的に選んだゲームデザイン
開発振り返りでShoei Sio氏は、『Cyan Heart』が万人向けの作品ではないと率直に語っている。親切な誘導を極力減らし、移動中は目的地の方向すら直接見せない。
現代ゲームのユーザーフレンドリーさに対する一種のアンチテーゼでもあり、Game*Sparkのプレイレポでは、制作者が過去に言及した『serial experiments lain』や『Mouthwashing』などの影響も紹介されている。
Nintendo Switch版も予定
PC版はすでにSteamで配信中。WakuWaku GamesはNintendo Switch版も公式ページで案内している。
Switch版の価格やレーティングは未発表。PCでは体験版も配信されており、独特の自撮り視点を購入前に試すことができる。
注目ポイント
1)カメラそのものが物語の謎
なぜサラが自分を撮り続けるのかという疑問が、ゲームのストーリーと直結している。
2)“見えない”ことで恐怖を作る
危険を見せ続けるのではなく、進行方向の情報を奪うことで緊張感を生み出す。
3)世界設定とゲームシステムがつながっている
シアンは設定上の存在だけでなく、施設のギミックや危険、謎解きにも関わる。
『Cyan Heart』ゲーム情報
現時点で判明している主な追加情報は以下の通りです。
- 『Cyan Heart』はShoei Sio氏による作品
- Steam版は開発・販売ともにShoei Sio
- 個人開発タイトル
- 開発振り返りでは約1年半の制作期間を語っている
- 世界観の原型は旧企画「Magenta Heart」
- Shoei Sio氏は学生時代からMagenta Heartを制作していた
- 当時の企画は完成に至らなかった
- その世界観が後にCyan Heartへ引き継がれた
- 自撮り視点はプロトタイプ制作中に誕生
- “自分自身を記録する行為”に魅力を感じたことが採用理由のひとつ
- 自撮り視点が本格開発の軸になった
- 主人公はサラ
- サラはCSZ8x2を使用
- CSZ8x2には撮影機能がある
- 音声通信機能を搭載
- ログ記録機能を搭載
- オブジェクト調査にも利用
- 一部機械へのアクセスにも使用
- 上下へカメラを向けることも重要
- 仲間から音声通信が届く
- 主な舞台は放棄された施設
- 最奥にはシアンを止められる“何か”があると噂されている
- マゼンタハートは物理現象を永続的に模倣する
- シアンはそのエネルギーが変質したもの
- シアンは不安定
- 形あるものへ影響を与える
- 無人の施設でも機械が動き続ける現象が存在
- シアン現象は危険になる場合がある
- 逆に利用できる場面もある
- 謎解きがゲーム進行の重要要素
- 通常移動中は進行方向が直接見えない
- この制約は意図的なもの
- 開発者は自撮り視点に物語上の意味を持たせた
- サラが撮影を続ける理由はネタバレ防止のため外部では明かしていない
- 開発者はストーリーや時系列の違和感に注目してほしいとしている
- Steamでも時系列や記録の違和感が真相の鍵と説明
- エンディング後にチュートリアルと最初のチャプターを見直すことを開発者が示唆
- ローポリゴンとデジタル感の強いビジュアルを採用
- Game*Sparkではserial experiments lainやMouthwashingの影響にも触れている
- フルコントローラーサポート対応
- Steamでは6つのアクセシビリティ機能を掲載
- カメラ快適性に関する項目あり
- 音量個別調整対応
- ステレオ対応
- サラウンド対応
- 時間制限付き入力なしでもプレイ可能
- 自分のペースでプレイ可能
- 対応テキストは7言語
- インドネシア語は未対応
- 日本語以外の現行翻訳にはAIを使用
- 将来的にプロによる翻訳へ置き換える予定
- テクスチャ1点の調整にAIを使用
- それ以外は人間による制作と説明
- 最低OSはWindows 10/11 64-bit
- 最低CPUはIntel Core i3-8100またはAMD Ryzen 3 3200G
- 最低RAMは8 GB
- 最低GPUはGTX 750 TiまたはIntel UHD 630
- 必要ストレージは2 GB
- 推奨CPUはIntel Core i5-9400FまたはAMD Ryzen 5 3600
- 推奨RAMは16 GB
- 推奨GPUはGTX 1650またはAMD RX 570
- 推奨ストレージは2 GB
- Steamで体験版を配信中
- Nintendo Switch版も予定
- Switch版公式ページはWakuWaku Gamesが公開
- Switch版価格は未発表
- Switch版レーティングは未発表
- ゲーム情報はSteamで公開
- 開発振り返りはShoei Sio Development Retrospectiveで公開
- 映像はOfficial Release Trailerで公開
- Switch版情報はWakuWaku Games Official Pageで公開
- 最新情報はShoei Sio Official Xで発信
まとめ
『Cyan Heart』は、サラが進む方向をプレイヤーに見せないというシンプルな制約から独自の恐怖を作り出している。情報を与えるはずのカメラが、逆に不自由さの原因になる作品だ。
PC版はSteamで配信中で、体験版も利用可能。Nintendo Switch版も準備されているが、具体的な発売日はまだ発表されていない。
- Steam — Official Game Page, Release Status, Gameplay, Languages, Features, and System Requirements
- Shoei Sio / note — Developer Retrospective on the Origin, Narrative Purpose of the Selfie Perspective, and Design Philosophy
- Shoei Sio / YouTube — Official Cyan Heart Release Trailer
- WakuWaku Games — Official Nintendo Switch Product Page and Planned Switch Release Information
- Game*Spark — October 18, 2026 Hands-On Feature on Cyan Heart’s Selfie-Perspective Camera and Play Experience