Kniv Studio Co., Ltd.は2026年8月13日、新作『ハイ・ローラー ペニー(High Roller Penny)』を発表した。PC(Steam)向けに開発中のパチンコ風ローグライクで、ペグボードの物理挙動とビルド構築、リソース管理、スコアノルマを組み合わせた作品となる。
その舞台は、借金を抱えた人間を命懸けの賭博へ送り込む地下組織「闇パチ(Yami-Pachi)」。主人公はバニーガールのペニーとHigh Rollerへ挑み、借金帳消しを懸けてランキングの頂点を目指す。
クイックサマリー
- タイトル: ハイ・ローラー ペニー(High Roller Penny)
- 形式: ゲーム
- ゲーム概要: パチンコ風ローグライク
- Steamジャンル: インディー、シミュレーション
- 開発: Kniv Studio Co., Ltd.
- 販売: Kniv Studio Co., Ltd.
- 発表日: 2026年8月13日
- 対応プラットフォーム: PC(Steam)
- 配信状況: 近日登場
- 発売日: 未定
- 価格: 未発表
- プレイ人数: 1人
- ファミリーシェアリング: 対応
- ゲーム内容: ペグボード、ボール物理、スコアノルマ、強化、コンボ、ビルド構築
- ビルド要素: 特殊ペグ、ボール、パッシブ効果
- リソース: チケット、ペグ、ボールなど。売却も可能
- 主要キャラクター: ペニー
- 組織: 闇パチ(Yami-Pachi)
- 設定: 借金を抱えた人間を利用した違法な命懸けの賭博
- 目的: ほかのバニーガールを倒してランキングの頂点へ到達
- 対応言語: 英語、日本語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)
- インドネシア語: 非対応
- フル音声: 現時点では記載なし
- 必要容量: 5GB
- 体験版: 未発表
発表、トレーラー、Steam、ビジュアル

借金を抱えた人間を賭場へ送り込む「闇パチ」
闇パチは、借金を抱えた人間をプレイヤーとして利用し、違法な命懸けのギャンブルを運営する地下組織だ。多数のカジノへ大きな影響力を持ち、地下社会に流れる汚れた金の中心的存在として描かれている。
主人公もまた借金を抱えたひとり。そこへ現れるのが、バニーガールであり借金取りでもあるペニーだ。主人公は彼女に殴られて気絶し、そのまま闇パチへ拉致されてしまう。
ペニーが発動する「High Roller Rule」では、バニーガール同士が勝負。主人公は挑戦者としてペニーと行動し、ほかのバニーガールたちを倒しながらランキングの頂点を目指す。
最後まで勝ち抜けば主人公の借金は完済され、ペニーも求めていた栄光を手にする。一方、敗北すれば処刑される可能性がある。
ボールの軌道とスコアノルマが各ラウンドを左右
基本操作は、ペグボード上部からボールを落とすこと。ペグに触れるたびスコアが加算され、各ラウンドで設定されたノルマを突破すれば次へ進める。
数ラウンドをクリアすると次のステージへ移り、新たなバニーガールが待つ構成になるようだ。限られたボールで必要な点数を稼ぐため、落下位置だけでなく盤面そのものの作り方が重要になる。
ボールがどのペグへ当たり、どこへ跳ね返り、どの効果を連鎖させるかによって最終スコアは大きく変化する。ゲームが進むほど、単純な落下ゲームから盤面全体を使ったビルド構築へと比重が移っていく。
ノルマを達成できなければランは終了。物語上のデスゲームという設定とも直結しており、スコア不足そのものが生死に関わるルールとなっている。
特殊ペグとボールの組み合わせでビルドを構築
ラウンドを突破すると報酬を獲得し、景品交換所で新しいペグやボールを入手できる。AUTOMATONによれば、交換所の商品はランダムに並ぶ仕組みになるようで、毎回同じ構成を狙えるとは限らない。
特殊ペグは盤面へ配置でき、単なる高得点パーツだけではない。公開された例には、ボールを上方向へ跳ね返すものや、接触したボールを複製するタイプも存在する。
ボール側にも異なる性質が用意され、さらにパッシブ効果を組み合わせることでシナジーが発生。複数の効果を連鎖させ、大きなコンボとスコアを作ることが攻略の核になる。
つまり、強いパーツを集めるだけではなく、そのランで手に入った要素同士をどう噛み合わせるかが重要になる仕組みだ。
不要なリソースを売り、途中で構成を変更
手に入れたものを最後まで抱える必要もない。Steamではチケット、ペグ、ボールなどを売却可能とされており、機能しにくいビルドを途中で組み替える余地がある。
不要なパーツを手放せば、新たな強化へ回すためのリソースを確保できる。一方で、売却しすぎれば次のラウンドで使える戦力そのものが減ってしまうため、短期的な資金と盤面の完成度を天秤にかけることになる。
さらに、カジノで戦う借金持ちの対戦相手にはそれぞれ固有のトリックがあるという。ひとつの完成形だけで押し通すのではなく、相手に合わせて構成を調整することも求められそうだ。
日本語を含む5言語、PC動作環境も掲載
Steamでは英語、日本語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)の5言語について、インターフェースと字幕への対応が記載されている。フル音声の記載はなく、インドネシア語には現時点で対応していない。
アナウンストレーラーも英語、日本語、韓国語の3バージョンが公開済み。日本向けでは正式に『ハイ・ローラー ペニー』のタイトルが使われている。
最低動作環境はIntel Core i3または同等品、Intel UHD Graphics 620または同等品。推奨環境ではIntel Core i5、8GB RAM、NVIDIA GTX 1050 Tiまたは同等品が挙げられている。DirectX 11に対応し、必要容量は5GB。
なお、最低メモリ欄は現在「4 MB RAM」と表示されている。推奨8GBと比べても不自然な数値だが、Kniv Studioから補足は確認できないため、現時点ではSteamの記載以上の推測は避けたい。
注目ポイント
1)パチンコの仕組みそのものがローグライクになる
ボールの軌道、ペグ配置、接触時の効果がスコアへ直結するため、ペグボード自体がプレイヤーのビルドとして機能する。
2)強化でボールの挙動まで変化
単純な得点アップだけではなく、跳ね返しや複製などの特殊ペグ、異なるボール、パッシブ効果によって盤面全体の動きを変えられる。
3)売却によってラン途中でも方針転換できる
チケットやペグ、ボールを売れるため、うまく機能しない構成を崩して別のシナジーへ切り替える選択肢がある。
4)スコアノルマがデスゲームの設定と直結
ノルマ未達は単なるゲームオーバーではなく、闇パチのルールでは生死にも関わる。ゲームシステムと世界観が同じ条件でつながっている。
ゲーム情報
現時点で確認できる追加情報は以下の通り。
- Steamではすでにウィッシュリスト登録を受付中
- 1人用ゲームでファミリーシェアリングに対応
- Steam実績は現時点で記載なし
- Steam Deckの正式な互換性情報は未発表
- アナウンストレーラーは英語、日本語、韓国語の3バージョンを公開
- Steamでは現在Windows向け動作環境を掲載
- 最低GPUはIntel UHD Graphics 620または同等品
- 推奨GPUはNVIDIA GTX 1050 Tiまたは同等品
- DirectX 11対応
- 必要容量は5GB
- 最低メモリ欄は現在4 MB RAMと表示され、開発元から補足は出ていない
- Steam公式ストアページでウィッシュリスト登録が可能
- 開発元についてはKniv Studio公式サイトで確認できる
まとめ
『High Roller Penny』は、ボールを落としてペグへ当てる分かりやすい仕組みを、特殊ペグ、異なるボール、パッシブ効果、ランダム報酬、リソース売却、対戦相手ごとの仕掛けによってローグライクへ発展させた作品だ。ランの途中でも構成を変えられるため、毎回の入手状況に合わせたビルド構築が重要になりそうだ。
PC(Steam)向けに開発中で、現在は「近日登場」と案内されている。発売日や価格、ほかのバニーガール、より詳しいゲーム進行については今後の発表を待つことになる。
- Official Steam — Game Overview, Gameplay Systems, Story, Languages, Features, and PC Requirements
- Kniv Studio — Official Developer Website and Studio Information
- YouTube — Official High Roller Penny English Announcement Trailer
- X / KaroshiMyriad — High Roller Penny Announcement and Steam Page
- Gematsu — PC Announcement and English, Japanese, and Korean Announcement Trailers
- AUTOMATON — Round Structure, Reward Exchange, Special Pegs, Balls, and Build Systems
- Denfaminicogamer — Score Quotas, Resource Management, Yami-Pachi Story, and Wishlist Availability