ASUS JAPANは、ROGブランドのゲーミングモニター「ROG Swift OLED PG34WCDN」を2026年8月14日より順次発売する。
34型・3440×1440ドットのタンデムRGB QD-OLEDパネルを採用したウルトラワイドモデルで、曲率は1800R。最大360Hzのリフレッシュレートと0.03ms(GTG)の応答速度に加え、文字の色にじみを抑えるRGB Stripe Pixel、独自のBlackShieldフィルム、ASUS OLED Care Proなどを備える。
主な仕様
- 製品名: ROG Swift OLED PG34WCDN
- ブランド: Republic of Gamers
- 発売日: 2026年8月14日
- 画面サイズ: 34型ウルトラワイド
- パネル: タンデムRGB QD-OLED
- サブピクセル: RGB Stripe Pixel
- 表面処理: BlackShieldフィルム採用アンチリフレクション
- 解像度: 3440×1440
- アスペクト比: 21:9
- 曲率: 1800R
- リフレッシュレート: 最大360Hz
- 応答速度: 0.03ms(GTG)
- 色域: DCI-P3 99%、sRGB 135%
- HDR: VESA DisplayHDR 500 True Black
- VRR: NVIDIA G-SYNC、AMD FreeSync Premium Pro
- 映像入力: DisplayPort 2.1 UHBR20、HDMI 2.1×2、USB-C
- USB-C: DisplayPort Alt Mode、最大90W給電
- USBハブ: USB 3.2 Gen 1 Type-A×3
- オーディオ: ステレオミニジャック×1
- VESA: 100×100mm
- 高さ調整: 0~110mm
- スイーベル: 左右30°
- チルト: 上20°/下3°
- 重量: スタンド込み約8.3kg
- 保証: 購入日から3年間の国内保証
- 価格: 発表時点では非掲載
ASUSは本機を「世界初のRGB OLEDゲーミングモニター」としており、この表現は2026年1月時点の同社調べに基づく。
本体デザイン




PG34WCDNは、34型のウルトラワイド画面を1800Rで湾曲させたモデルだ。スタンドは高さ、左右の向き、上下角度を調整でき、VESAマウントにも対応する。
背面はROGらしい直線的なデザインでまとめられ、映像入力やUSB端子はパネル下部に配置されている。
RGB Stripe Pixelで文字表示の弱点を改善
本機で大きく変わったのが、サブピクセルの並びだ。
従来型のQD-OLEDで見られる非標準的な配列ではなく、赤・緑・青を直線状に並べるRGB Stripe Pixelを採用している。

WindowsのClearTypeをはじめとする一般的な文字レンダリングとの相性が良く、小さな文字の輪郭に生じやすかった色にじみを抑えられるのが特徴だ。
ゲーミングモニターではあるものの、ASUSは資料作成や動画編集、デザインといった用途も想定している。
色域はDCI-P3 99%。10bitカラーとDelta E<2の色精度にも対応し、ゲームとクリエイティブ作業を1台でこなしたいユーザーを意識した仕様となっている。
BlackShieldフィルムで耐傷性を2.5倍に
パネル表面には、QD-OLED向けに開発されたBlackShieldフィルムを採用する。
ASUSによれば、従来のQD-OLEDパネルと比べて耐傷性は2.5倍。清掃時や設置時など、日常的な取り扱いによる細かな傷への耐性を高めたという。

もう一つの狙いは、明るい室内での黒表現だ。
QD-OLEDは周囲の光が強い環境では黒が浮いて見えたり、紫がかった色味を感じたりする場合がある。BlackShieldでは、明所における黒レベルの視認性能を従来比で最大40%向上させたとしている。
暗室だけでなく、昼間のデスク環境でもOLEDらしいコントラストを維持しやすくするためのアプローチだ。
3440×1440で最大360Hz、応答速度は0.03ms
解像度は3440×1440ドット。34型ウルトラワイドながら、リフレッシュレートは最大360Hzまで引き上げられている。
応答速度は0.03ms(GTG)で、FPSやレースゲームなど動きの激しい場面で残像感を抑える。

可変リフレッシュレートはNVIDIA G-SYNCとAMD FreeSync Premium Proに対応。
さらにExtreme Low Motion Blur、GamePlus、GameVisual、Dynamic Crosshair、Dynamic Shadow Boostなど、ROGモニターでおなじみのゲーム支援機能も搭載する。
競技系タイトル向けには、表示領域を24.5型相当または27型相当まで縮小できるアスペクト比調整機能も用意されている。
OLED Care ProとNeo近接センサーで焼き付き対策
有機ELパネルの保護機能としてASUS OLED Care Proを搭載する。
中でも特徴的なのがNeo近接センサーだ。ユーザーがモニター前から離れたことを検知すると自動で黒画面に切り替え、戻ると直前の表示を復元する。

そのほかにも、ピクセルクリーニング、画面移動、境界検出、スクリーンセーバー、ロゴ輝度調整、タスクバー検出、画面外周や画面全体の輝度調整、ターゲットモードなどを備える。
各種設定はDisplayWidget Centerから操作可能。OSDを何度も開く必要がなく、ファームウェア更新や設定のインポート・エクスポートにも対応する。
製品には購入日から3年間の国内保証が付く。
DisplayPort 2.1 UHBR20、USB-Cは90W給電対応
映像入力はDisplayPort 2.1 UHBR20、HDMI 2.1×2、USB-Cを用意。
DisplayPort 2.1 UHBR20は最大80Gbpsの帯域幅を持ち、USB-CはDisplayPort Alt Modeに加えて最大90WのPower Deliveryに対応する。
USBハブとしてUSB 3.2 Gen 1 Type-Aを3基備え、ステレオミニジャックも搭載する。
Auto KVMにも対応しており、たとえばデスクトップPCとノートPCを同じモニターへ接続し、1組のキーボードとマウスを共有するといった使い方が可能だ。
ROG Swift OLED PG34WCDNのスペック一覧

主なスペックは以下の通り。
- 34型タンデムRGB QD-OLED
- 3440×1440ドット
- 曲率1800R
- 最大360Hz
- 0.03ms(GTG)
- DCI-P3 99%、sRGB 135%
- VESA DisplayHDR 500 True Black
- DisplayPort 2.1 UHBR20
- HDMI 2.1×2
- USB-C/DP Alt Mode/90W PD
- USB 3.2 Gen 1 Type-A×3
- VESA 100×100mm
- 高さ・スイーベル・チルト調整
- スタンド込み約8.3kg
- 国内3年保証
付属品としてDisplayPort 2.1ケーブル、HDMI Ultra High Speedケーブル、USB-Cケーブル、USB 3.2ケーブル、マイクロファイバークロス、ROGポーチ、ROGステッカー、VESAマウントキットなども同梱される。
注目ポイント
RGB OLEDをゲーム以外でも使いやすく
RGB Stripe Pixelは、これまでOLEDモニターで気になりやすかった文字の色にじみに直接手を入れた技術だ。Webブラウジングや文書作成を含め、普段使いでの見やすさも重視している。
34型UWQHDで360Hz
3440×1440という広い表示領域と360Hzを両立しており、没入感を重視するゲームと高速な競技タイトルの両方を1台でカバーする構成になっている。
明るい部屋を意識したBlackShield
耐傷性だけでなく、照明下でのQD-OLED特有の黒浮きを抑えることもBlackShieldの目的。OLEDを日中のデスクで使う場合には注目したいポイントだ。
PCを複数使う環境にも対応
90W給電対応USB-CやAuto KVMを備えるため、ゲーミングPCと仕事用ノートPCを同じデスクで使う環境とも相性がいい。
製品情報
現時点で判明している内容は以下の通り。
- 2026年8月14日より日本国内で順次発売
- 全国の家電量販店およびECサイトで販売
- 34型タンデムRGB QD-OLEDを採用
- 解像度3440×1440、曲率1800R
- 最大360Hz、0.03ms(GTG)
- RGB Stripe Pixelにより文字の色にじみを低減
- BlackShieldフィルムを採用
- 耐傷性は従来QD-OLED比2.5倍とASUSが説明
- 明所での黒レベル視認性能は最大40%向上
- DCI-P3 99%
- NVIDIA G-SYNC、AMD FreeSync Premium Pro対応
- ASUS OLED Care ProとNeo近接センサーを搭載
- DisplayPort 2.1 UHBR20は80Gbps
- USB-Cは最大90W給電
- Auto KVM対応
- 国内保証は購入日から3年間
- 発表時点で価格は掲載されていない
- 詳細はROG Swift OLED PG34WCDN公式製品ページで確認できる
まとめ
ROG Swift OLED PG34WCDNは、34型UWQHD・360Hzという高速仕様に加え、RGB Stripe Pixelによる文字表示の改善やBlackShield、OLED Care Proなど、日常的なデスク利用まで意識したOLEDゲーミングモニターだ。
日本では2026年8月14日より順次発売予定。価格は今回の発表では明らかにされていない。